他人に期待するのは止めます
スポーツの試合で応援しても
あなたには、
何か好きなスポーツがありますか?
ひいきにしている選手やチームはありますか?
スポーツの大会や試合では、
勝ち負けの結果が出たそのすぐ側から、
すぐに次の大会や試合に向けての練習が始まります。
大会や試合の喜びは一瞬で終わります。
また一からやり直しです。
見ている方もはらはらしますが、
実際に選手として参加する人にとっては、
引退するまで気が休まりません。
戦って戦って、
戦いが終わっても次の戦いの準備をします。
投票しても
政治も同じです。
選挙で期待する政党や政治家に投票しても、
自分が思い描くような世の中にはなりません。
いつまでたっても、
政治は変わる様子はなく、
世の中もよくなる兆しはありません。
国民よりも、
今だけここだけ自分だけ良ければいい、
という欲にまみれた人が多いからです。
他人に期待するのではなく
しょせん自分の外の出来事なのです。
期待するだけ無駄です。
私がどうこうすることはできないのです。
世の中の人々の考え方にはそれぞれ違いがあって、
自分と同じように考える人ばかりではありません。
だから、
自分が望むようなことが全て叶うことはありません。
人の数だけ正義があります。
自分が望む世界を望まない人がいます。
自分が望まない世界を望む人がいます。
世界中の、全ての人が納得のいく結果には
なりえないのです。
であるとするならば、
自分の内側の価値観に従って、
自分の考えで行動をします。
自分の外側に期待しません。
自分自身に期待します。
自分自身の可能性を信じます。
独りひっそり生きていくために、
謙虚な気持ちで学び続けます。