偽物の情報
ある日の電話
私がまだ子どもだったある日、
家に電話がかかってきました。
祖母が対応しましたが、
話しぶりが少し怒り気味でした。
電話の相手は、
投資話を持ち掛けてきたのだそうです。
「儲かりますよ。」
「お宅だけにそっと教えますよ。」
祖母は電話の相手に向かって言いました。
「そんなに儲かるのなら、
どうして自分でやらないのですか?
そんなにうまくいくなら、
もったいなくて他人に教えたりしないでしょう?
うちには必要ありません。お引き取りください。」
そう言って電話を切りました。
盛大に売り出している販売者
なるほど、本当にそうです。
儲かるのならば、
自分一人で稼ぎを独り占めしそうなものです。
儲からないので、
誰かに「やった方がいいですよ」と言って売りつけようとするのです。
偽物の成功者によるビジネス系の情報販売にも、
似たようなところがあります。
「期間限定販売です」
「再販はありません」
「こんなに多くの人に手に取っていただいています」
「これであなたも稼げるようになります」
派手なランディングページを作ったり、
宣伝のための動画を配布したりもします。
ここで購入しないのは損だと思わせ、
迷っている人を焦らせます。
偽物の親切心
わざとらしく親切心を見せてくる人は、
親切なように見せかけて、
本当は自分のために動いています。
決してあなたの為ではありません。
購入する方が絶対にいい。
これはあなたの為になります。
そんな風に、
あなたに強く勧めてくる人には、要注意です。
本物の成功者は
本物の成功者ならば、
教材を購入するかどうかは本人に任せます。
強く購入を勧めるようなことはしません。
自分の心や直感を信じる勇気を持っている人だけが、
行動することを知っているからです。
私は、本当に成功したいと思ったので、
本物の成功者から学びたいと思い、
自分から成功者の教材を購入しました。