悟りを開く気持ちで

我を捨てる

松田様が、
「我を捨てる」ということに関して配信していらっしゃいました。

お釈迦様が悟りを開かれたときのように、
我を捨て去ることが大事なのだそうです。
これが成功への秘訣だとおっしゃっていました。

難しいことで、なかなかすぐに体得できるものではありません。
でも、毎日心がけようと思いました。
少しでもその状態に近づこうと思いました。

このお話を聴いていたら、
ふと、思い出したことが2つありました。
それらについてお話しします。

ひとつめ「自分の強み?」

私が、松田様に出会う前に触れていたネットビジネスの世界では、
「自分の強みを発信しましょう」
「自己実現」
という事をよく耳にしました。

どの教材に触れても、たいていこれと同じようなことを言っていました。

でも、同時に、
「ビジネスは、お客様のお悩み解決」
とも言われていました。

おかしいなあ、
どうしても腑に落ちませんでした。

お客様のことを考える前に、
なぜ、自分が提供できる強みを見つけるのでしょう?
なぜ、自分…自分…なのでしょうか?

大事なのは、
本当にお客様が欲しているものなのではないのかな?
と、思ったのです。

二つ目 「PTAのボランティア活動」

もうひとつ思い出したのが、
PTAのボランティア活動でした。

娘がお世話になっていた小学校で、
PTAの役員をしていたことがありました。

ある時、
引っ越してこられて、新しく会員になった方がいらっしゃいました(Aさんと呼ぶことにします)。

Aさんにお願いされたのです。

「私は、以前学校図書館のお手伝いをしていたので、この学校でも手伝わせてほしい」

でも、そのころ、
学校図書館の司書の方は、
特別お手伝いを必要としていなかったのです。
十分活動できていましたので、
かえって他の手が入ることを困っていらっしゃるようでした。

「私は○○ができるから、やらせなさい。」

越してきたAさんは、
そういっているように思いました。

手伝いが必要だと思われているのなら、
実際に手伝いを必要としている人がいるのなら、
その時は喜んでお手伝いをする。
それでいいのではないのかな、と思ったのです。

結局、この一件は、
前PTA会長さんからの頼みということで、
Aさんは学校図書館を手伝うことになりました。

図書館司書の方は、
なるべくAさんへ仕事を割り振れるよう
分担内容を考えてくださったようです。

お客様の気持ちに寄り添って

世の中のネットビジネスで見かけるのは、
こんな内容ではないでしょうか。

「自分の強みはこれです。
だから、この強みを使って誰かの悩みを解決してあげます。
私に解決してほしい人を集めます。」

う~ん。
正直、うんざりです。

あくまでも主役はお客様。
お客様が抱える悩みにこちらが寄り添い、
そっと癒して差し上げたい、
できれば解決して差し上げたい。

そう思いながら、活動してまいります。

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